
SNS広告のメリット・デメリットを種類別に紹介|費用、仕組み、何がいいかなど解説
「SNS広告を検討しているが、種類がたくさんあって何がいいのかわからない。」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
YouTube、X(旧ツイッター)などSNSを利用するユーザーは年々増加しており、それに伴い、SNS広告の重要性も高まっています。
そこで今回は、SNS広告の運用実績が豊富な埼玉の総合広告代理店、株式会社サムライが以下のポイントを中心にメリット・デメリット、費用などを種類別に解説します。
このコラムのポイント |
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自社の商品・サービスに適したSNS広告の選び方がわかります。ぜひ、最後までごらんください!
目次
SNS広告とは
SNS広告とは、YouTube、X(旧ツイッター)などのSNSに広告を配信することを指します。
ここではSNS広告の特徴や仕組みを紹介します。
SNS広告の特徴
SNS広告にはさまざまな種類がありますが、共通する特徴は以下のとおりです。
- 精度の高いターゲティングが可能
- 認知拡大効果がある
- 自然と広告を配信できる
SNS広告は、さまざまなユーザーに対して積極的に広告を配信できる「プッシュ型」の広告であるため、潜在層に対してアプローチできることが魅力です。
リスティング広告との違い
SNS広告とリスティング広告には以下のような違いがあります。
種類 | 概要 |
---|---|
SNS広告 | ・潜在層にアピールする ・ユーザーのSNSの画面に配信される ・まだ検索していないユーザーに訴求する |
リスティング広告 | ・顕在層にアピールする ・検索エンジンの検索結果画面に配信される ・検索するユーザーに訴求する |
以下の記事で潜在顧客について確認できます。
>潜在顧客とは掘り起こしが必要な顧客|顕在顧客・見込み客との違い、マーケティングの手順など解説
SNS広告の仕組み
SNS広告は、ユーザーのSNS上に自社の商品・サービスの広告を配信し、ユーザーが「クリック」「いいね」など何らかのアクションをしてもらうことで集客や認知拡大につなげる仕組みです。
「認知拡大」や「企業のイメージアップ」といった目的で広告を運用したい企業様におすすめです。
以下の記事で企業のイメージアップを図る4つの方法を確認できます。
>企業のイメージアップを図る4つの方法|イメージ向上で得られるメリット・手順も紹介
SNS広告の種類
一口にSNS広告と言っても以下のようにさまざまな種類があります。
- YouTube
- X(旧ツイッター)
- LINE
- Tik Tok
それぞれにメリット・デメリットがあるため、自社の商品・サービスに適した種類を選択しましょう。
以下の記事で動画広告の種類と媒体を一覧で確認できます。
>動画広告の種類と媒体を一覧で紹介|選び方のポイントなども紹介
次章からは、SNS広告の種類別のメリット・デメリットや費用について解説していきます。
SNS広告の種類①|YouTube広告
YouTube広告とは、動画共有サービスであるYouTubeに広告を配信することを指します。
ここでは、YouTube広告のメリット・デメリットや出稿費用の目安を紹介します。
メリット
YouTube広告のメリットは、以下のとおりです。
- 多くのユーザーに訴求できる
- 精度の高いターゲティングが可能
- 一定時間は必ず視聴される
デメリット
YouTube広告のデメリットは、以下のとおりです。
- 動画のクオリティによっては効果が少ないことがある
- 広告をスキップされやすい
効果的なYouTube広告を配信するためには、動画のクオリティを高めることが重要です。
以下の制作実績は、タレントの菅野美穂さんをイメージキャラクターに起用し、ショートドラマのようなストーリー性のある動画を実現しました。
埼玉の広告代理店、株式会社サムライには、ほかにもYouTube広告の制作実績がございます。ぜひごらんください。
〈制作実績〉
YouTube広告の費用
YouTube広告には3種類の課金の仕組みがあり、それぞれ費用の換算方法が異なります。
- CPV(動画視聴課金):ユーザーが動画広告を一定の時間視聴する都度課金される
- CPM(インプレッション課金):動画広告が1,000回表示されると課金される
- CPC(クリック課金):広告をユーザーがクリックすると課金される
以下の記事でYouTube広告の仕組みを確認できます。
>YouTube広告の仕組み|種類・課金方法、メリット・デメリットなど紹介
SNS広告の種類②|X(旧ツイッター)広告
X(旧ツイッター)広告とは、Xのタイムラインや検索結果などに広告を配信するサービスのことを指します。
ここでは、X(旧ツイッター広告)のメリット・デメリットや費用相場を紹介します。
メリット
X(旧ツイッター)広告には、以下のようなメリットがあります。
- 拡散性が高い
- ターゲティングが可能
- 幅広い層に訴求できる
デメリット
X(旧ツイッター)広告には以下のようなデメリットがあります。
- ターゲティングの精度が低い
- 非公式リツイートされた広告が削除できない
- 炎上のリスクがある
広告の内容によっては、ユーザーから批判を受けたり炎上するリスクがあるため、十分に注意しましょう。
X(旧ツイッター)広告の費用
X(旧ツイッター)広告の課金方式と費用相場は以下のとおりです。
- クリック課金:1クリックあたり24~200円
- インプレッション課金:1,000インプレッションあたり400~650円
- フォロー課金:1フォローあたり40~100円
広告の規模にもよりますが、月額10~30万円程度の予算を目安としましょう。
SNS広告の種類③|LINE広告
LINE広告とは、LINEアプリに関連するサービスに配信される広告のことを指します。
ここでは、LINE広告のメリット・デメリットや費用相場を紹介します。
メリット
LINE広告のメリットは、以下のとおりです。
- 幅広い層に訴求できる
- 配信先が豊富
デメリット
LINE広告には、以下のようなデメリットもあることに注意しましょう。
- 拡散力は高くない
- 審査が厳しく、出稿までに時間がかかる
- ターゲティングの精度が低い
X(旧ツイッター)のようにシェア機能を活用した拡散が狙いにくいのがLINE広告のデメリットです。
また、他のSNSと比較して審査が厳しいことから広告出稿までに時間がかかることに注意しましょう。
LINE広告の費用相場
LINE広告の費用相場(最低出稿金額)は、以下のとおりです。
- クリック課金:24~200円
- インプレッション課金:100~1,200円
- 友達追加ごとに課金:50~75円
- 動画視聴課金:1円~
LINE広告の配信枠はオークション形式となっており、予算が低すぎると広告が表示されない可能性があることに注意しましょう。
SNS広告の種類④|Instagram広告
Instagram広告とは、Instagramのユーザーに対して広告を配信することを指します。
ここでは、Instagram広告のメリット・デメリットや費用相場を紹介します。
メリット
Instagram広告には、以下のようなメリットがあります。
- 若年層や女性に訴求しやすい
- 企業やブランドをアピールしやすい
- ターゲティング精度が高い
- 視覚的な訴求をしやすい
デメリット
Instagram広告のデメリットは、以下のとおりです。
- 拡散力が低い
- 運用に労力がかかる
- シニア層へ訴求しにくい
Instagramには、Facebookの「シェア」、X(旧ツイッター)の「RT」のような機能がないため、拡散力が低いことがデメリットです。
Instagram広告の費用相場
Instagram広告の課金方式と費用相場は、以下のとおりです。
- インプレッション課金:1,000回表示あたり500~3,000円
- クリック課金:1クリックあたり40~100円
- アプリインストール課金:1インストールあたり100~250円
- 再生数課金:1再生あたり4~10円
SNS広告の種類⑤|Facebook広告
Facebook広告とは、Facebookのフィードやストーリーズに配信する広告のことを指します。
ここでは、Facebook広告のメリット・デメリットや費用相場を紹介します。
メリット
Facebook広告には以下のようなメリットがあります。
- 精度の高いターゲティングが可能
- 目的に沿った広告配信が可能
デメリット
Facebook広告には、以下のようなデメリットがあります。
- 若年者の利用率が低め
- 仕様変更に対応する必要がある
Facebook広告は「仕様変更が多い」特徴があるため、レイアウトや操作画面などの仕様変更に柔軟に対応する必要があります。
Facebook広告の費用相場
Facebook広告の課金方式と費用相場は、以下のとおりです。
- クリック課金:1クリックあたり100~200円
- インプレッション課金:1,000回あたり100~500円
どちらの課金方式にするか迷ったときはFacebook側が自動で調整してくれる「最適化配信」を選択することも可能です。
SNS広告の種類⑥|Tik Tok広告
Tik Tok広告とは、10~20代の若年層を中心に全世界で43億ダウンロード以上を記録しているアプリTik Tokに広告を配信することを指します。
ここでは、Tik Tok広告のメリット・デメリットや費用相場を紹介します。
メリット
Tik Tok広告のメリットは、以下のとおりです。
- 若年層に訴求しやすい
- フォーマットが豊富
- 拡散力が高い
デメリット
Tik Tok広告には、以下のようなデメリットがあることに注意しましょう。
- シニア層やBtoB企業などに訴求しにくい
- 広告のクオリティが低いと効果が出にくい
Tik Tok広告は、短時間でインパクトを与える必要があるため、クリエイティブのハードルが高いことがデメリットです。
Tik Tok広告の費用相場
Tik Tok広告の課金方式や費用相場は、以下のとおりです。
- インプレッション課金:1,000回表示あたり100~1,000円
- 期間契約型:(例)2ヶ月で1,000万円
- クリック課金:1クリックあたり30~100円
- 再生課金:1再生あたり5~60円
株式会社サムライは、プランニングからデザイン制作・撮影・納品まで一貫して行うことができる総合広告代理店です。
SNS広告を活用して自社の商品・サービスを宣伝したいとお考えの企業様は、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回は、SNS広告のメリット・デメリットを種類別に紹介しました。
「YouTube広告」「X(旧ツイッター)広告」などさまざまな種類があり、それぞれに特徴がありますので事前にメリット・デメリットを把握して、自社の商品・サービスを効果的にアピールできる媒体を選択しましょう。
今回紹介した情報が、SNS広告を検討中の企業様の参考になれば幸いです。